AIとドローンを組み合わせると何ができる?【活用事例3選紹介】

AIの活用方法に関して世界中で様々な議論がされている。今回はドローンとAIを組み合わせることで、どのように活用することができるのかを説明する。

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世界的に活用されているAIであるが、それはドローンにも使われるようになっている。ドローンと言えば小型の無人航空機であるが、こちらもさまざまな分野で活用されている。

このコラムではAIとドローンを組み合わせている事例を3つ紹介している。このコラムを読むことで人工知能を組み込んだドローンがどのように活用されているのか理解できるだろう。

AI(人工知能)-ドローン

AIとドローンの相性

ドローンとは無人航空機であるが、一般的に手に入るドローンはラジコンと同じで人間が操縦して空を飛ばすものである。

趣味でドローンを扱っている人は空を飛ばすことを楽しんだり、空撮を楽しんだりしている。このようにドローンを個人が趣味として買う一方で、ビジネスでの活用や軍事面での活用が進んでいる。ビジネスにおいては空から写真を撮ることができるため、太陽光パネルなどの点検に使われている。軍事用としては無人偵察機としての役割を担っている。このように活用されているドローンにAIを組み込む技術が進んでいる。

AIをドローンと組み合わせることで、例えば先ほどの太陽光パネルの例で言えば、AIが太陽光パネルの点検を行ってくれるようになるのだ。これまでドローンで空撮をしてもその画像をもとに破損しているかどうかの判断は人間が行っていた。これをAIが行えば業務が少なくなるのはもちろんのこと、正確性も向上し、効率化されるのは間違いない。このようにドローンとAIの相性は大変良いのである。

活用事例1(ドローン運用統合管理サービス

これまではドローンで建築物の写真を撮影し、それを人の目で判断したり、ドローンを使わずに目視で判断したり、点検者自身が写真を撮影したりしてそのビルが劣化している仮道管の判断をしていた。

こうした作業は時間がかかるのはもちろんのこと、目視に頼っていたため、作業員によって判断にばらつきがあるという問題があった。その判断にAIを導入したのがこのサービスだ。AIを導入することで作業の効率化が図られ、一定の判断基準で点検を進めることができる。

こうした作業は建築物の点検だけでなく、他の社会インフラの点検や太陽光パネルの点検にも活用が可能だ。このサービスを導入することで、次の3つのメリットがあるという。

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1.知識や経験がなくてもドローンを使える

ドローンを購入したのは良いが、それをどのように活用したらよいか分からないということもある。このサービスはドローンを準備して貸してくれるだけでなく、操縦や撮影も代行してくれる。そのため全くドローン操縦の経験が無くてもドローンをビジネスに活用できるというメリットがある。

2.写真などのデータをビジネスにスムーズに活用できる

せっかくドローンで写真を撮影したとしても、そのデータを活用できなければ全く意味がない。しかし、その写真をどのように活用すれば良いか、AIを導入することで有効に活用することができる。また他の業務との連携もされることも可能なサービスとなっているので、監視業務だけでなく、他の作業にも活用できる可能性がある。

3.データの保管・管理ができる

ドローンで撮影したデータを保管しておくのは維持費がかかる。また近年、安全面でも配慮が必要なのは確かだ。そうしたデータの保管・管理をしてくれるサービスでもあるので、事業者は安心してドローンを活用できるだろう。

活用事例2(スマート米)

みなさんは「スマート米」という言葉を聞いたことがあるだろうか。「スマート米」とはAIやドローンを使って、「ピンポイント農薬散布テクノロジー」を用いることで栽培されたお米のことだ。

具体的にはAIとドローンを使って、病虫害が発見されたところにのみ農薬を散布するという技術である。この技術を導入することで、農薬の使用量を劇的に減らすことができるようになったのだ。実際に「スマート米」を作っている人たちはそのメリットを感じているという。具体的には単純に農作業の負担が軽減されるということである。現在、農家の高齢化は深刻化しており、すべての田んぼに農薬を散布しようと思えば大変な作業である。この作業をAIを組み込んだドローンで行えばかなりの負担軽減になる。さらに、農薬は大量にまけば農作物に影響があるだけでなく、環境にも影響がある。そのため、農薬は少ない方が良いのは確かである。

しかし、農薬の散布量を減らせば、病気が蔓延する可能性があり、結果として収入は大きく減ってしまうという危険性があるのだ。人間が環境を守りながら、ひとつひとつの稲の様子を見ながら、農薬を散布するのは非現実である。こうした作業をAIを組み込んだドローンを使うことで解決できる。実際に農薬の量も減らすことができ、おいしいお米ができるのだ。今後、お米だけでなく、様々な農産物にAIを搭載したドローンの活用は進んでいくことだろう。

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活用事例3(ドローントラフィックモニター)

街づくりをしっかりと行うためには交通量を正確に把握することは必須である。

よく街でいすに座って、目の前を通る人の人数をカウントしている人を見かけないだろうか。あのような作業がさまざまな場所で行われているのだ。しかし、調査には時間も人もたくさん必要だ。こうした仕事をAIとドローンで解決できるのが、このサービスだ。ドローンを使うことで広範囲の調査ができるようになり、AIで瞬時のデータ分析が可能になる。

AIを活用することで、人件費が削減できるのはもちろんのこと、ヒューマンエラーも無くなるというメリットもある。データ分析も過去のデータと照らし合わせて、正確に短時間で行うことができ、行政の街づくりが早く進むことは間違いない。こうした調査は行政だけでなく、例えば新規出店を考えている企業が、出店予定の地域の交通調査をしたいといった場合も利用可能だ。また、出店した後もどのように交通量が変化したのかの調査が可能となり、データ分析もできる。さらに競業他社の調査もできるのだ。今後、こうしたサービスの利用者は増えてくるだろう。

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まとめ

これまで述べてきたようにAIとドローンの組み合わせは大変有用であり、さまざまなビジネスに活用されてくるだろう。ここでは3つの例のみを紹介したが、どれも作業を効率化できるというメリットがある。今後AIとドローンの組み合わせで、どのような活用がされていくのか、ぜひ注目してほしい。あなたのビジネスにも役に立つ道があるかもしれない。

AI-ドローン


<参考>

  1. ドローンとAIでビルの劣化を自動診断、日立システムズが開発(business network.jp)
    https://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/5997/Default.aspx
  2. AIとドローンで農薬を激減!あんしん・安全な「スマート米」をオプティムが「スマートアグリフーズ直送便」で販売開始(ロボスタ)
    https://robotstart.info/2018/11/19/optim-kome.html
  3. データセクション、ドローン×AIによる自動交通量調査サービスの提供を開始(IoTNEWS)
    https://iotnews.jp/archives/105142
  4. AIで進化するドローン 「人間にはできない領域」に期待(Forbes JAPAN)
    https://forbesjapan.com/articles/detail/17088
  5. AI×ドローンの可能性(addlight journal)
    https://forbesjapan.com/articles/detail/17088
  6. ドローン運用統合管理サービス(日立システムズ)
    https://www.hitachi-systems.com/ind/robotics/robots/drone/service/index.html
  7. 「スマート米栽培」を初めて実施した農家に、AI×ドローンのメリットを聞いてみました(SMART AGRY)
    https://smartagri-jp.com/smartagri/159/
  8. ドローン×AIによる交通量調査サービス『ドローントラフィックモニター』提供開始(データセクション株式会社)
    https://www.datasection.co.jp/news/pressrelease-2018081302