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「グーグルのTensorFlowで」誰でもAIシステムをつくれる

グーグルがAIシステムの基礎技術になるTensorFlowを無料公開している。これを使えば誰でも便利なAIシステムをつくることができる。グーグルは何を狙っているのだろうか。

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ある企業がAI(人工知能)を使ったシステムを導入したいと考えたとき、どうしたらいいだろうか。ITやネットに関する知見がない企業であれば、AIシステム会社に外注するしかない。

しかし企業内に、ITとネットとシステムに十分精通しているが、AIについてはまだ「勉強中」という技術者がいたら、グーグルのTensorFlow(テンソルフロー)を使えば、AIシステムを構築できるかもしれない。

しかも無料で。

TensorFlowは「オープンソース機械学習プラットフォーム」や「機械学習モデルの開発に役立つライブラリ」と呼ばれるが、これは、次のような意味を持つ。

・TensorFlowは誰でも無料で使うことができる(オープンソースである)

・TensorFlowはAIシステムの「元」となる(機械学習モデルを開発できる)

・TensorFlowをそのまま自分がつくったコンピュータ・プログラムに組み込むことができる(ライブラリである)

なぜグーグルはTensorFlowを無料で開放したのか、TensorFlowで何ができるのかを解説したうえで、TensorFlowの特徴を紹介する。

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